リビング・シングス
家具製作も始動。ホテル、民泊施設を徹底支援
増え続けるインバウンドを背景に、一流外資系ホテルが道内に数多く進出している。北海道が世界から注目されるなかで、存在感を増しているのが「リビング・シングス」だ。
建築士とインテリアコーディネーターの二刀流で活躍する墨谷展子社長は、国内外のホテルや民泊施設、リゾートマンションなど、大小さまざまな宿泊施設や不動産物件をプロデュースしてきた。その数は200件を超える。
「近年は民泊施設からインテリアコーディネートによる集客支援の依頼が急増しています。競合施設が増えていますが、予算内で選ばれる部屋づくりを意識しています」と話す。
2025年は東京や沖縄のリゾートマンションをコーディネート。道内では旭川や富良野の民泊施設で手腕を発揮した。
「投資家の方々や不動産会社からのリピートや紹介が増えています。また、民泊ブームに乗って事業を始めたものの、集客に苦慮してご相談いただくケースも多い。期待に応えられるよう頑張りたい」と墨谷社長。
一方、昨年7月には、全国展開する有名ビジネスホテルチェーンのレストランの一部もプロデュース。今後、全国の系列ホテルで同様のプロジェクトを進めていく。
顧客の〝リクエスト〟に応える形で、イスやテーブルなどのインテリア家具の製作事業も本格的にスタートする。デザインから設営まで対応し、製造は中国の複数の工場に委託。自ら完成した家具の検品も行う。
26年1月には、イス約100脚とテーブル約30卓を中国の提携工場から輸入予定。同月中に道内有名リゾートホテルのレストランに納品する。
「ベッドやデスクなども制作可能です。大きなロットであれば、コストを大幅に抑えられます」と墨谷社長。
今年は墨谷社長の呼びかけで結成した「チームスミヤ」も本格始動する。
「道内で活躍するデベロッパーや不動産会社、建築、設計、通訳など各分野の専門企業とともに、道内のリゾート開発や民泊施設の開設を〝オール北海道〟で支えていきたい」と墨谷社長は意気込む。
また、本社兼ショールームではカーテンや照明器具など国内外の良質なアイテムを数多くそろえているほか、IKEAの雑貨なども取り寄せており、その場で購入もできる。オープンから1年が経過し、少しずつ来店者が増えているという。
「ウインドーショッピングでも大歓迎です。一般の方も気軽にご来店いただけるとうれしいです」と墨谷社長。