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リラィアブル

コーチャンフォーつくば店

SNS連携、地域応援に注力。軸は書店文化を守る

 書籍、文具、音楽、飲食を核とする大型複合施設「コーチャンフォー」を展開する。中規模店「リラィアブルブックス」を含む道内8店舗、首都圏の若葉台店(東京都)・つくば店(茨城県)を構える。

 新規事業のカプセルトイ、マルシェは伸長を続け、25年度はシールブームに乗って文具が好調。マルシェは関東の反響がより大きい。

「北海道関連のほか、フードロス活動として賞味期限の近い商品を『KURADASHI』として販売しています。物価高もあってニーズが高まっています」(佐藤暁哉社長)

 関東進出以降、知名度が上がり、25年はインフルエンサーとのコラボに取り組んだ。

「例えば、読書系ユーチューバーに店舗ロケをしていただくなど、SNSとの連動に力を入れました」(佐藤社長)

 地域応援にも積極的だ。財政難の北見市のため、企業版ふるさと納税を活用し、北見店での児童書販売1冊につき10円を市に寄付(26年3月末まで対象)する。

 時代の流れもあり、書店の未来は決して明るくない。

「マチの書店が閉店すると、住民からお手紙やメールをいただくことが増えました。弊社の使命は書店文化を守っていくこと。取り組んでいる読書体験も大事にしていきたいと思っています。近い将来、道内に新店舗をオープンさせたい。その後、関東3号店を目指します」と佐藤社長。

若葉台店の書籍コーナー
若葉台店のトイレが「宮殿のようだ」と話題に
佐藤暁哉社長