ほくていホールディングス
創業81年目は、郵便輸送の安全や安心に立ち返る
北海道の郵便業務を担う業者が結集した組合を前身に、1945年に株式会社化した北海道郵便逓送。13年10月に北見・旭川の子会社を含む組織改編でほくていホールディングスとして再編した。
25年は創業80周年を記念して、北海道日本ハムファイターズ元選手の鶴岡慎也氏を招いた式典を開催したほか、運転手の子ども向けに絵画コンクールを開き、優秀8作品をトラックの荷台にラッピングした。
中田公成北海道郵便逓送社長は「赤いキャビンのトラックも復活させ、5月に納車式を行った。創業時に立ち返り、安全や安心を見直したい」と話す。
同社では、道内13事業所すべてで国土交通省が推進する「安全性優良事業所」の認定を取得。先進安全自動車やGPSの活用による動態管理システムの導入、幹部による拠点巡回などソフト・ハード両面の取り組みを行っている。
「人材の継続確保や荷主さんの運賃交渉への理解など、これらは荷物、社員の安全を守るためには、不可分です。25年度は経済産業省の健康経営優良法人の取得にも取り組むなど、今後も不断の努力を重ねていきたい」と中田社長。
なお不動産部門は札幌市内の再開発動向を注視する〝雌伏の時〟。「所有不動産を最大限活用できる時は近い」と中田社長は語る。