オホーツクセンチュリーホールディングス
新年3月に新工場が完成。オホーツクのPRも継続
オホーツクの水産加工会社「丸ウロコ三和水産」(紋別市)「マルヨ横田水産」(浜頓別町)「壽綜合商事」(枝幸町)を束ね、周辺6つの漁業協同組合からホタテをはじめとする海産物の仕入れ体制を確立。量販店や商社をはじめ、エンドユーザーへの販売網も拡大し、26年2月期の売上高はグループ合計で110億円を見込む。
25年はオホーツクエリアのホタテの水揚げ量が例年より約2割減少したが、取り扱い量は1割減にとどめた。
「気候変動や海水の塩分濃度、プランクトンなど、生育環境はさまざまな要因で変化します。供給量が減っても売り上げを伸ばせたのは〝需要〟の高まりによる価格上昇のおかげです。水産加工会社として、多方面から需要を喚起していきたい」と山崎和也社長。
レバンガ北海道のスポンサードをはじめ、異業種とのコラボレーションも駆使しながら、〝オホーツクブランド〟の強化も図っている。例えば地方創生事業を手がけるふるさと物語(本社・札幌市)とは、複数の地域短編映画を制作。物流企業のティーアールネットサービス(本社・札幌市)とは、最新の冷凍機を搭載したラッピングトラックも企画した。
26年3月には「マルヨ横田水産」の新工場が完成予定。「丸ウロコ三和水産」の工場のリニューアルも控える。
「市場のニーズに合わせ、一~三次加工まで対応する体制を整える。前例にとらわれない柔軟な発想力と対応力、提案力で、オホーツクの海の幸を多くの人に届けたい」と山崎社長は話す。