〝2040年問題〟を見据えて業界の先陣を切る
阿部 智哉氏 医療法人向仁会理事長・サポートライフ会長
道南エリアで医療・介護サービスを提供。医療施設から患者を退院させずに、介護施設へと移す〝病床転換〟の先駆的存在でもある。
「重老齢社会と人口減少が顕著となる、いわゆる〝2040年問題〟に備えなくてはいけない」と危機感を強める。
高齢者が求めるニーズを的確に捉え、これまでも施設形態の転換などに注力してきた。
「40年には認知症の人が激増すると見込まれており、一層の医療と介護の連携強化が必要不可欠になる」
そこで25年3月に敢行したのが、函館市で医療ケアも提供する住宅型有料老人ホーム「泰」の改装と増築だ。認知症患者の受け入れ体制を強化するため、病床数を175床に引き上げた国内最大規模の施設住宅型有料老人ホームが完成した。
「多職種連携が必須の時代に突入した。先を見据えた拠点開発を推進していきます」