元北海道開発局長、本多満氏のお別れ会が開催
北海道開発局長を歴任するなど、長きにわたって北海道の発展に尽力してきた本多満氏のお別れ会が9月29日に札幌パークホテルで行われ、関係者ら約400人が参列した。
今年7月30日に77歳で逝去した本多氏は、1948年に小樽市で生まれ、北海道大学工学部土木工学科を卒業後、北海道開発局に入庁。北海道開発局札幌開発建設部長や北海道開発局建設部長、北海道開発局長を務め、国土交通省を退職後は「一般社団法人北海道開発技術センター」理事長、会長、顧問のほか、道路維持管理グループ「HRMホールディングス」(本社・札幌市)の顧問を歴任。2018年の秋の叙勲で「瑞宝中 綬章」を受章するなど、長きにわたって道内のインフラ整備および防災の推進に心血を注いできた人物だ。
9月29日に札幌パークホテルで行われたお別れ会は、生前に顧問を務めた「一般社団法人北海道開発技術センター」と「HRMホールディングス」の共催によるもので、当日は橋本幸北海道開発技術センター理事長と大野晃HRMホールディングス会長が、本多氏の生前の功績をたたえてあいさつを述べた。
献花には生前に親交のあった関係者ら約400人が訪れ、故人との別れを偲んでいた。