〝北のビル王〟草野馨氏がサスペンスコミックを出版

ビル賃貸業大手の創業者である草野馨氏がこのほど、ファンタジーサスペンスコミック『今、地球人が危ない!』を出版した。アマゾンKindle版で発売中だ。
道内の大手不動産業会社を裸一貫から一代で築いた草野氏は、北海道の〝ビル王〟の異名を持った出色の経営者だ。
出版した漫画『今、地球人が危ない!』(颯映舎、アマゾンKindle版、550円税込)は、新型コロナウイルスによるパンデミック、戦争やテロ、環境破壊など、人類が直面する危機をどう乗り越えていくべきかをファンタジーサスペンスコミックとして描いている。漫画を交えて宇宙や太陽と地球の成り立ち、人類の進化なども分かりやすく解説されており、家族で学習できる内容となっている。
著者による出版は、2017年に波乱に満ちた自身の人生を綴った『人生は冒険旅行のようなもの‼』(幻冬舎)に続き2作目。
草野氏は「経営の一線を退き、改めて地球の未来に不安を感じました。危機に瀕している地球を守るためには、次代を担う子どもたちの学びが大切。また子どもを育てる大人の意識を高める事も必要です。我々人類、地球全体が抱える問題を家族で話し合い、次の時代をどう生きて行くべきかを考えてもらえれば」と出版の動機を語っている。
