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大槻食材

移転リニューアルした「キャロット北光店」

「キャロット北光店」が10月6日に移転オープン

ホテル・レストランや病院などへの食材供給を通じ、北海道の食ブランドに貢献してきたのが「大槻食材」だ。函館に本社を置く業務用食材卸の道内大手で、1975年からは札幌との2拠点体制で約2万アイテムを提供している。

業務用食材の小売店「大槻食品館・キャロット」も8店舗を展開、10月6日には「キャロット北光店」が移転リニューアルした。 

旧北光店は開店から25年が経過し、老朽化していたことから用地を取得して新築移転したもの。場所は、北光線沿いの札幌市東区北19条東8丁目。昨年に閉店した「パーラー太陽美香保店」の跡地で旧店舗より駐車場も拡大した。

また、業務用食材は冷凍品が多く、店内には冷凍ケースが並ぶが、同店ではキャロット史上最多となる37台を設置。全てノンフロンガスタイプで環境にも配慮している。

古川裕志社長は「お客さまはもちろん、従業員の安全や働きやすさも考慮した。ショーケースとバックヤードが一体となった冷蔵ケースがあり、効率的な作業ができる。新たに設置したエアーカーテンは、室温の変化を減らし、従業員の体調の乱れも防ぎ、AIカメラは来客分析はもちろん防犯にも役立ちます」と話す。