ほっかいどうデータベース

スカイテクト

本社敷地内には多種多様な作業車を保有する

創業50年。電気設備工事業を核に新たな事業へも参入

今年4月に創業50年の節目を迎えた「スカイテクト」。電気設備工事業をメーンに事業を展開しており、高圧受変電設備工事や仮設電気工事などの電気工事を担う。特に、電柱と住宅や施設をつなぐ引込線工事を得意としており、受注の約6割を占めている。

引込線工事に不可欠な「第二種電気工事士」と「引込線工事士」の有資格者が多数在籍しており、毎年4500件を超える工事を受注している。

さらに同社ならではの特徴といえるのが、電気に関する〝外回り工事〟も一貫して担っていることだ。建柱や埋設工事などの電気土木工事もワンストップで対応することで効率化を実現。このスピード感が顧客からの信頼につながっている。

近年は業容も拡大中だ。2018年からは風力発電工事にも着手。風車内部の電気配線工事や風車動力のための建柱から送電工事を行っている。

髙橋守留社長は「電気設備工事と風力発電工事は、電気という側面は同じですが似て非なるものです。特殊な技術や知識を必要とするのが風力ですが、電気設備工事で培ったノウハウを生かして対応しています。風力部門の売り上げは、6年間で3倍以上に伸長しており、今後は事業の柱の1つに育てたい」と自信を覗かせる。

異業種にも参入している。今年8月には、酸素カプセルメーカー「タイムワールド」(本社・東京都)と販売代理契約を結び、酸素カプセル販売事業をスタートさせた。主力商品の「O2ボックス」は、幅や奥行きをカスタマイズできる組み立て式で、企業のほか、医療機関やホテル、スパ施設などが対象。今後は組み立てまでをパッケージして販売を加速させる計画だ。

一方で、働きやすい環境づくりも推進する。酸素カプセルは自社でも導入して、従業員も自由に使える環境を整備。さらに、社内にはカフェも設置し、飲料自販機も無償開放にするなど、徹底した〝従業員ファースト〟の態勢がとられている。

「こうした取り組みを始めてから社員の定着率も格段に向上しました。社員の士気を高め、今後も顧客ニーズに応えていきたい」と髙橋社長。

髙橋守留社長
「O2ボックス」は自社でも導入。従業員は自由に使用可能
社内にカフェを設置するなど〝従業員ファースト〟を実践