八木整形外科病院

スポーツにケガはつきものだが、〝様子見〟は避けたほうがいいだろう。膝の前十字靱帯損傷は、けがの直後であれば残った靱帯を利用する靱帯再建手術が適用になるからだ。

この分野で活躍する安田和則名誉院長は、靱帯再建術のほか、前十字靱帯損傷に対する国内外の標準手術「解剖学的2束前十字靱帯再建術」の考案者として、現在も自ら執刀している。

プロ・アマ問わず競技復帰を支援しており、安田名誉院長を指名するアスリートも多い。選手にとって術式開発者本人に執刀してもらえる安心感の大きさは想像に難くない。

コロナが5類に移行したこともあり、スポーツに打ち込むアクティブシニアが前十字靱帯を痛めるケースも増えている。

安田名誉院長は「治療をしなくても1～2週間後には日常歩行が可能になりますが、一度伸びた靱帯は回復していません。競技を再開すると膝崩れ現象が起きるようになります。今後もスポーツを続けられるよう、サポートします」と語る。