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鈴木商会

好評を博した飛沫防止用パーテーションと紙製ファイル

循環型社会の実現を目指し多角的な取り組みに着手

あらゆる資源のリサイクルを通して、北海道の循環型社会の一翼を担う「鈴木商会」。

20年はリサイクルに着目した商品販売や社会貢献活動などを通して、リサイクルへの理解を訴求した。

その1つが3月から販売開始した「紙製クリアファイル」だ。世界的なSDGsへの意識の高まりを背景に、19年から社内外で使用するファイルをプラスチック製から紙製に変更した結果、取引先から販売希望を要する声が増加。リサイクルへの意識の高さが波及する形となった。

また、プラスチックの加工販売をおこなうグループ会社では、飛沫感染防止用のアクリル製パーテーションの製造販売に着手。道と札幌市に各100セットを寄贈するなど、社会貢献も果たした。

自治体との協力体制も進めた。上川郡和寒町が環境対策で創出した「J‐クレジット」を購入し、同町の購入第1号事業者として認定された。

「今回の取り組みをきっかけに、和寒町の環境教育やリサイクルのサポートなど、関係性をより強固にしていきます」と駒谷僚社長。

また、3Kや人手不足といった廃棄物処理業の課題をAIやloTで解決するシステム会社「EZOTEC(エゾテック)」を19年12月に設立。業務の自動無人化の実現に業界内から期待が集まっている。

「21年はグループ全体で〝いかに捨てるものを減らすか〟をこれまで以上に社会に働きかけていく。環境分野からSDGsの実現に努めていきます」と駒谷社長。

駒谷僚社長
グループ会社「EZOTEC」の後藤宏⾏社長(右)と駒谷僚社長