キリンビール北海道統括本部

一番搾りブランドの飛躍で〝しあわせなひととき〟を
発売30周年を迎えた主力ブランド「一番搾り」は20年も好調。金丸俊憲北海道統括本部長は「巣ごもり需要もあり、北海道では一番搾り缶の実績が11月単月で前年比約2割増となった」と語る。
20年10月には「一番搾り 糖質ゼロ」を新発売。雑味のない澄んだ麦のうまみはそのままに、ビールで初めて糖質ゼロを実現した。「一番搾りブランドの価値をお客さまにお伝えしていきたい」(金丸本部長)。
発売以降、大好評を博している新ジャンル「本麒麟」は20年1月にリニューアル。19年に3つの品評会で金賞に輝き、20年は「ベルリンインターナショナルビアコンペティション」のインターナショナルスタイルラガー部門など、2つの金賞が加わり、〝五冠の称号〟を得た。
一方でクラフトビール市場にも注力する。多種多様なクラフトビールを提供する「タップ・マルシェ」を展開し、楽しむ場を広げている。
キリングループでは食と健康の新たな喜びを広げ、心豊かな社会の実現のため、CSV活動に力を入れている。地域への貢献として10月19日にはグループ5社で北海道と包括連携協定も締結した。
「21年はお酒がつなぐ″しあわせなひととき〟を提供する取り組みにまい進していく。事業では26年のビール類酒税一本化に向けて、一番搾りブランドのさらなる成長を目指します」と金丸本部長。

