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北海道ロードメンテナンス

右から吉持俊則常務、米野孝之社長、秋元克広札幌市長、大野末治HRMホールディングス会長、大野晃副社長

道内最大手の維持管理会社に新社長、新たなステージへ

 昨年、創立50周年を迎え、この5月には米野孝之氏が社長に就任。新たなステージへと歩みを進めた「北海道ロードメンテナンス」。12社からなるHRMホールディングスグループの筆頭会社として、さらなる高みを目指す。

 道路維持管理を手掛ける企業は数多くあるが、その中でも同業他社が「別格」と口をそろえる道内最大手。国土交通省北海道開発局も維持管理で最高得点を付けている。

 また、除排雪では札幌駅や大通、すすきのエリアなどの中心部を網羅する「札幌市中央区中地区」を担当。その技術力は折り紙付きだ。

 安定した2つの業務に続く、第3の事業として成長著しいのが2016年からスタートした下水管更生。

 下水管の耐用年数は約40年と言われ、多くの自治体が交換時期を迎えている。しかし、道路を掘削して管の入れ替えをおこなう従来手法ではコストが高くなり、交通規制も必要。廃棄物が出るという問題もある。

 こうした課題を解決したのが同社が施工するパルテム工法。マンホールを利用して管内に更生材を入れ、空気と蒸気を使って拡張・加熱し、自立管を形成。地中の既存管を開削せずに更新し、さらには管の長寿命化を図るものだ。

 顧客は計画的に入れ替えを進める札幌市が中心。そのほか北広島市、函館市、北見市、美幌町などではグループ企業の広島建設や北海ロード、土木工事を手掛ける地元建設会社と提携して施工している。

 業務のほぼ全てが公共事業ということもあり、社会貢献には意欲的。災害があればすぐに作業員と特殊車両を送り込む。北海道胆振東部地震では札幌市への寄付金に加え、厚真町には153世帯分の電気ストーブと電気ポットを寄付した。

 札幌市への寄付も続けており、新設の「新型コロナウイルス札幌ささえあい基金」にもいち早く賛同。予定していた社長就任祝賀会を大幅に縮小して寄付に充て、HRMホールディングスと合わせて、500万円及びマスク3万枚を寄付した。

HRMホールディングスも同居する本社社屋