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北雄ラッキー

作業効率化などで純利益が2倍。顧客利便性も向上

 2020年2月期決算は、売上高が399億3500万円(前年同期比2・9%減)、営業利益が4億円(同3・5%減)、当期純利益が2億1900万円(同102・4%増)。自然災害や消費増税による消費意欲の低下などによって減収減益となったが、当期純利益は2倍以上の増益。前年の胆振東部地震発生に伴う特別損失計上の反動に加え、労働生産性の向上が大きく寄与した。

 一般的にスーパーマーケット業界は人材不足によって人件費が高騰しているが、作業スケジュール表や作業指示書などを見直して労働生産性の向上とコスト削減を徹底。さらに商品在庫の適正化やロス対策の徹底などで労働生産性が前年同期に比べ0・7%向上した。一方、電力契約見直しなどで水道光熱費も減少。販売費および一般管理費は前年同期比97・2%となり、3億2000万円の削減に成功した。

 また、一昨年の導入から顧客利便性に貢献しているのが電子マネー機能付きポイントカード「コジカカード」だ。クーポン販促などによって売上構成比が34・0%と前年同期比2・7%増となり、顧客の囲い込み戦略は順調に推移していることがうかがえる。

 次期も引き続き「商品力」「現場力」「マーケティング力」を強化し、「ラッキーブランド」の確立に注力。増益を見込んでいる。なお、期末の店舗数は34店舗。20年9月に新琴似四番通店の改装を予定している。

桐生宇優社長
店舗数は34店舗。写真は旗艦店の「ラッキー山の手店」
※単位/100万円(100万円未満は切り捨て)※売上高、営業利益、経常利益、当期純利益における%表示は、対前期増減率