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西野学園

高い合格率を誇る臨床検査技師科

〝わかりやすい授業〟で医療・福祉系人材を養成

 手厚い学習支援体制を敷き、数多くの医療・福祉系人材を養成している「西野学園」。

「札幌医学技術福祉歯科専門学校」(札幌市中央区南5西11)をはじめ、「札幌心療福祉専門学校」(同北2西20)、「札幌リハビリテーション専門学校」(同北4西19)、「函館臨床福祉専門学校」(函館市美原1)を運営。全12学科を開設し、理学療法士や作業療法士、臨床検査技師、臨床工学技士、介護福祉士などを養成している。

 2017年からは、教育体制の拡充を進めている。テーマは〝わかりやすい授業の提供〟。ハード面では学生に示す授業計画の電子化をはじめ、eラーニングの管理システム「グレクサ」を導入している。授業での活用はもとより、課題やアンケートなどの一斉配信や予習・復習における正答率の分析なども可能となる。学生の得手不得手が一目瞭然だ。こうしたICTを活用することにより、最先端の教育環境を整えている。

 一方、ソフト面では教職員研修制度を整備した。人事評価と連動させ、教職員の職位ごとに求められるスキルを言語化。スキル習得のための独自の研修計画書「Nトレブック」を策定し、教職員のレベルアップを推し進めている。

 運営するすべての専門学校では、20年4月から文部科学省がスタートさせた「修学支援新制度」の適用も認可されている。低所得世帯の修学に対する経済的負担軽減策としてはじまったもので、授業料や入学金の減免、給付型奨学金の支給が盛り込まれている。収入や資産の要件を満たす学生すべてが対象で、在学生でも支援を受けられる。同学園では新型コロナウイルスによる経済低迷なども考慮し、同制度と並行して授業料の分納相談にも手厚く対応している。

 また、産学連携をより強化するため、19年7月に西野学園同窓会「西桜会」を設立。これまで学科ごとの同窓会はあったが、職種の垣根を越えた横断的な交流によって、より広い情報の共有と卒業生同士のネットワークを強化することが狙いだ。第一線で活躍する職位の高い卒業生も数多い。若手は仕事をする上での頼れるメンターと出会える可能性も高まるだろう。こうした取り組みは、離職防止やキャリアアップにも効果を発揮するはずだ。

少人数制の実習で丁寧に指導
札幌医学技術福祉歯科専門学校