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玄米酵素

鹿内正孝社長

科学的な裏付けが評価され、医療との連携も全国で増加中

 玄米を原料とした健康補助食品の玄米酵素「ハイ・ゲンキ」シリーズを製造・販売。創業は1971年で、来年は創業50周年を迎える。

 ロングセラーを続ける大きな理由は「食改善で真の健康をお届けする」という理念を忠実に実現していることだ。

 例えば、原料の玄米を契約農家に委託作付けし、ISOや北海道HACCPを取得した自社工場(コーケン)で製造するなど、品質管理を徹底。99年には、玄米酵素の学術名を冠した「FBRA(ふぶら)」研究会を創設。大学教授ら専門家による研究も開始。20年以上にわたり30本の論文を発表するなどエビデンス(科学的裏付け)の追求を進めてきた。

 一方、提唱する食事道を伝承するため、食改善を実践する「洞爺健康館」を運営するほか、自然食品の専門店や料理教室、レストラン、カフェ&サロンなどを東京や大阪などで展開。さらに全国各地で健康講座やセミナーを年間1万5000回以上開催し、愛食者にとどまらず多くの人に食改善の大切さを広めている。

 一昨年には積み重ねてきたノウハウをモデルに「健康経営サポート事業」を開始。道内外の企業と契約を結び、従業員やその家族に対して健康につながるサポートを実施している。

 さらに近年は、FBRA研究会の活動もあり、玄米酵素の価値を理解する医師が増加、医療との連携も進んでいる。医師、歯科医師などが所属する研究会で研究成果が発表され、問い合わせがあるほか、内科、小児科、産婦人科などの全国100人を超える医師が食事指導の補助として玄米酵素を紹介するケースが増えている。

 すでに医療セミナーや院内セミナーを開催しているが、今後は食を通じた予防医学を学べるような動画配信や、医師を対象にした研究会などを主宰する計画も進んでいる。

 7月1日には愛犬用の玄米酵素「すっきりだワン!」を新発売。愛犬も家族の一員という愛食者の声から生まれたもので、売れ行きは好調だ。

幅広いラインアップの玄米酵素「ハイ・ゲンキ」シリーズ
4月に当別町役場に商品を進呈するなど、健康社会実現の特別支援を全国規模で実施した
たに内科クリニック(名寄市)の谷光憲院長を招聘し東京でセミナーを開催