財界さっぽろ 2016年2月号のさわり

財界さっぽろ 2016年2月号

特集・知って得する介護

 2000年にスタートした介護保険制度が15年春、大幅に法改正された。改正ポイントはいくつかあるが、キーワードは「地域包括ケア」。今後の方向性も含め、複雑で分かりにくいとも言われる介護サービスの全体像を図をふんだんに活用し、分かりやすくまとめた。とりわけ老後の住まいに着目。「サ高住、有料老人ホームの賢い選び方」ではチャートとチェックリストも掲載した。「JR、地下鉄、市電‥‥、シニア向け施設の沿線相場を徹底比較」も参考にしてほしい。

道内初出店、大塚家具社長インタビュー

 2016年1月1日、家具・インテリア大手「大塚家具」の大塚久美子社長は札幌にいた。道内1号店のオープンに駆けつけたのだ。札幌市中央区の「サッポロファクトリー」内に構えた1号店は、同社としては小型店。近いうちに本格的な店舗を札幌市内に出店する計画である。来札した大塚社長を直撃し、道内進出の狙い、今後の戦略などを聞いた。

大通公園前の好立地 農林中央金庫札幌支店移転説に不動産関係者が熱視線

 不動産関係者は「農林中央金庫札幌支店の移転が噂されるようになったのは昨年夏から。この場所は大通公園に面しており、立地はバツグン。『再開発するにはもってこいの場所。跡地はどうなるのか』と耳目を集めている」と語る。複数の不動産関係者の話を総合すると、同支店の土地は一般競争入札によって売却される見込み。すでに数社が興味をしているとされる。

海外航空新規就航のカベ 「グランドハンドリング不足」にあえぐ新千歳空港

 北海道もご多分にもれず、外国人観光客が急増中。悲鳴をあげているのが本道の空の玄関である新千歳空港である。すでに対応能力は限界に達しており、海外航空会社が就航や増便をあきらめるといった事態が発生しているという。課題は施設の整備だけではない。機体の整備や荷物の積み降ろしといった地上支援業務(グランドハンドリング)の充実が求められており、行政も動き出した。

特集・衆院道5区補選、風雲急

 4月24日投開票の衆院道5区補選は与野党激突の構図で、夏の参院選の前哨戦に位置づけられている。全国的にも注目される補選に、さまざまな角度から切り込んだ。「試される札幌市長・秋元克広のバランス感覚」では、自民党にも民主党にも気をつかわなければならない秋元市長の苦しい胸の内を取り上げた。「当別町長・宮司正毅と和田義明の“くしき因縁”」は、自民党候補の和田氏と宮司当別町長の間にある“親子2代”にわたる縁を紹介。そのほか「民主党北海道と上田文雄“市民団体”のギクシャク」など。

デビュー15周年、紅白初出場、北海道… “演歌界の貴公子”山内惠介がすべてを語る

いま、演歌界にマダムのハートをわしづかみにする歌手がいる。2015年末のNHK紅白歌合戦に初出場した山内惠介さんだ。山内さんは道内のご当地ソングを何曲もリリースしており、「北海道は“第2の故郷”です」と話す。そんな演歌界の貴公子の魅力に迫った。カラーインタビュー(6ページ)に加え、昨年暮れに札幌で開かれたクリスマスディナーショーの模様をカラーグラビア(6ページ)で紹介する。

人気ラーメンブロガー、店主が教える ススキノ冬の“シメ麺”マップ

 体が欲するのだろうか。飲み会の後、“シメ”として、ラーメンやそば、うどんなどの「汁物」を無性に食べたくなる酔客は少なくない。ススキノ界隈で営業する数ある麺屋の中から、ラーメンブロガーや店主の評判をもとに人気店や注目株、穴場をチョイスした。寒い季節の飲み会帰りにオススメの店を地図付きでレポート。