出版物案内

がんと生きる

著者は元朝日新聞の記者。彼がまだ現役だった2011年6月、定期健診で大腸がんが見つかった。病態は〝末期〟ともいえる「ステージ4」。いまや日本では、2人に1人が一生に一度はがんに罹り、亡くなる3人に1人はがんが死因といわれる。そんな時代背景を受け、著者は同年11月から自らの闘病を〝同時進行ルポ〟という形で朝日新聞道内面にて連載を開始。大きな反響を読んだ。以後5年にわたり連載「がんと生きる」は100回を数えた。その衝撃的な内容の数々を加筆・修正のうえ1冊にまとめたものが本書である。ちなみに現在、著者は『財界さっぽろ』誌上で新聞連載の続編となる「しなやかに生きる―がん治療の明日」を執筆中。

■価格
897円(税込)