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野口観光
取材日:2019年6月

写真大 左上から時計回りにHAKODATE海峡の風、新たに加わった湯河原千代田荘、望楼NOGUCHI登別、登別石水亭

写真 野口秀夫社長 写真 今春はホテル科に加え総合調理学科を新設。計47人が入校した

カテゴリー別のホテル展開戦略が奏功。職業訓練校で人材育成も

 1964年、登別プリンスホテル(現登別石水亭)開業をスタートとする道内最大手の観光ホテルチェーン。2018年度の売上高は180億円を突破し、北海道胆振東部地震の影響があったにもかかわらず前年比5%増と好調だ。
 堅調な業績の要因は多様化するニーズに合わせた施設のカテゴライズにある。 
 現在、展開するホテルは6月1日、神奈川県湯河原温泉に開業した「湯河原千代田荘」を含め21施設で、高級、準高級、リーズナブルの3業態に大別される。
〝望楼〟シリーズは「望楼NOGUCHI登別」などの高級路線。〝風〟シリーズは「緑の風リゾートきたゆざわ」などの準高級路線。〝亭〟シリーズは「洞爺湖畔亭」などのリーズナブル路線といったようにホテルを選ぶことができる。
 さらに近年は、若年ファミリー層に特化したエンターテイメントリゾートホテル「きたゆざわ 森のソラニワ」を開業、定山渓温泉の「章月グランドホテル」を傘下に収め札幌圏進出を果たすなど、新たな需要の開拓も進めている。
 野口秀夫社長は「既存の3業態を軸に、今後は超ハイクラス、超リーズナブルの新ジャンルにも挑戦していく。当面の売上目標は200億円」と意欲的。早期に到達しそうな勢いだ。
 一方、観光業界で深刻化する人材不足打開のために「野口観光ホテルプロフェッショナル学院」を昨年4月に開校。宿泊業に特化した企業内職業訓練校は全国初で、野口社長が自ら学校長として人材の育成に乗り出し、名実ともに北海道観光の最前線に立っている。 
 今春は、ホテル科に加え総合調理学科も新設。来春には1期生30人が卒業し業界の新戦力となる。

●代表取締役社長/野口秀夫
●設立/1963年6月
●事業内容/旅館・ホテルの経営

基本データ

企業名:
野口観光
住所:
登別市登別温泉町203-1
TEL:
0143・84・2350
URL:
http://www.noguchi-g.com/
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