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小鍛冶組
取材日:2020年3月

写真大 小鍛冶洋介社長(上段左)と2020年度新入社員

写真 石田英博常務 写真 大谷翔平課長 写真 成田早織さん

ベテランから若手まで全社一丸の指導体制を構築

 1948年創業の「小鍛冶組」。基礎や躯体工事のリーディングカンパニーとして、道内の大規模建設工事や再開発プロジェクトを〝縁の下〟から支えている。匠の技を持ったベテラン技術者や即戦力となる若手〝人財〟をそろえ、多数の顧客を抱える。信頼も厚い。
 近年は技術の伝承のため育成に注力。2016年に小鍛冶洋介氏が社長に就任。以来、毎年新卒者の採用を継続している。
 この結果、20年の社員数は102人と4年前の約2倍に増加。しかも全社員のおよそ半分が30代以下という若さだ。20年4月も20代の中途採用者が4人、高卒者2人の計6人が入社した。
 このほか16年からベトナムから技能実習生も受け入れており、これまで17人を採用。20年度には新たに6人を受け入れる計画だ。
 業界に先駆けて福利厚生やメンタルサポートに力を入れており、採用後は20~30代の若手会を定期的に開催。昨年末に社員向けにリニューアルしたばかりの「トマムビレッジアルファ保養所」が利用できるほか、今年から福利厚生倶楽部(リロクラブ)に登録し、結婚や出産などのサポートに活用。また強豪の社会人野球チームも有する。
「熱意や心意気、そして素直な人間性を持った人に来てほしい」と採用を担当する大谷翔平課長。
 育成の要が「小鍛冶アカデミー」と呼ばれる独自のOJTプログラムだ。ここでは座学で社会人としてのマナーやコンプライアンスを指導。実地教育では、本社敷地内で資材や重機などを用いて、土工事や仮設工事などのトレーニングを実施する。
 メーン講師を務めるのが在籍40年の経験を持つ石田英博常務だ。「いまは諸先輩の背中を見て覚えるという時代ではありません。業界用語などから丁寧に教えます。創業100周年に向け私どもの技術を伝承し、お得意さまから信頼される即戦力を育てていきます」と石田常務。
 同社の職域は施工、運輸、重機、とびなどと幅広い。各職域に関する資格取得をサポートしてくれるのも魅力だ。18年入社の成田早織さんは「社員のみなさんがみな温かく、頑張ったぶんだけ評価してくれるので、とても働きやすいです」と話す。
 このように、ベテラン社員による指導体制を構築。若手や女性の視点を生かしたサポート体制で新入社員を迎えている。

基本データ

企業名:
小鍛冶組
住所:
札幌市東区中沼町13番地
TEL:
011・791・3031
URL:
http://www.kokaji.co.jp/
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