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富澤内科クリニック
取材日:2019年1月

写真大 富澤 磨須美院長 とみさわ・ますみ/北海道大学医学部卒業後、同大第2内科入局。北辰病院内科部長、札幌社会保険総合病院内科部長として糖尿病を専門に診療した後、1994年に開業。日本糖尿病学会認定糖尿病専門医、日本感染症学会認定感染症専門医。

写真 札幌駅と地下で直結。地下鉄・JR・バスから通院できる 写真 定期的に開催される糖尿病教室では患者だけではなく家族も食事療法を学ぶ

メリットとデメリットを踏まえた適切な投薬治療に定評

 糖尿病治療において、重要な役割を果たすのが治療薬。新薬を含めた薬の知識と、豊富な治療実績を持つ医師をかかりつけ医として選ぶことこそ、糖尿病治療の第一歩だ。
 そんな医師に出会えていないという人には、富澤内科クリニックの富澤磨須美院長を教えたい。30年以上、糖尿病治療を続けてきた日本糖尿病学会認定糖尿病専門医だ。
 多岐にわたる糖尿病治療薬の中で、富澤院長がいま話題として挙げるのはインクレチン関連薬の週1回製剤。内服薬のDPP―4阻害薬と注射薬のGLP―1受容体作動薬があり、治療に効果的な薬だ。
「食事時間に関係なく、服薬または注射が可能です。多忙な方や介護を要する方など、毎日の服薬・注射が困難な患者さんに有効です。単独では低血糖を起こしがたいことから、作用時間の長期化に適しています」と富澤院長は説明する。
 週1回のため、飲み忘れや打ち忘れも懸念されるが「忘れた場合は翌日に服用・注射するように指示しています。カレンダーや日記に服用日を書いたり、好きなテレビ番組に合わせるなど患者さんも工夫しています」とのこと。過度に心配する必要はない。
 ただ、富澤院長が危惧するのは患者の病識の欠如だ。
「週1回の服薬でHbA1cが低下するため、糖尿病を安易な病気と認識してしまう患者さんがいます。基本である食事・運動療法をおろかにせず、しっかりと治療を」と呼びかける。
 GLP―1受容体作動薬の週1回注射「デュラグルチド」について、富澤院長はもう一歩踏みこんで説明する。
「血糖値依存的なインスリン分泌作用と食欲抑制作用があるため、肥満を伴う2型糖尿病患者に適しています。単剤での使用に加えて、他の経口血糖降下剤やすべてのインスリンとの併用が可能です。なお、導入時に悪心、嘔吐、便秘、下痢などの消化器症状が出るケースもありますが、普通は1~2週間で消失します。この時期を乗り越えれば問題なく使えるでしょう」
 注射手技に左右されないのも特徴で、針の取り付け、用量設定、空打ちはいずれも不要。自己注射が初めての患者でもほとんどが正しく使用できるという。

基本データ

企業名:
富澤内科クリニック
住所:
札幌市中央区北4条西5丁目 アスティ45ビル6階
TEL:
011・205・6181
URL:
http://tomisawa-naika.com