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くきつ
取材日:2019年6月

写真大 来客時は社員全員が起立して挨拶する

写真 山仲啓雅社長 写真 札幌市電やじょうてつバスにラッピングして「ガス安君」をPRする

凡事徹底。挨拶と掃除で頼れる〝くきつマン〟を育成

 約6500世帯にガスを供給する地場プロパンガス会社の「くきつ」。独自に開発したメーターを用い、暖房用のガス料金を40%割り引く「ガス安君」で差別化。アパートオーナーから支持を集めている。
 成長を続ける源となっているのは優秀な人材。ここ数年は、特に人材育成に重きを置いてきた。山仲啓雅社長は「担当業務ができるようになると社員は一人前になった気持ちになりがちですが、他部門の仕事をカバーできて一人前。個人プレーではなく、助け合うチームプレーが社風」と語る。
 ただし、社員にいきなりすべては求めない。段階を追って自発的にスキルアップできる社内環境づくりができている。
 ビジネススキル以上に山仲社長が求めるのは人間性。「まずは人間として一人前でなければお客さまの財産も安全も守ることができない」と人間教育を徹底している。
 そのために励行しているのが挨拶と掃除だ。来客時には全員が立って挨拶をする。掃除は毎朝10分間、若手もベテランも隔てなく山仲社長を筆頭に全社員でおこなう。
「挨拶と掃除はやろうと思えば誰でもやれること。自分の持ち場が終わっても着席するのではなく、終えていない人のフォローをするのが大事」と山仲社長。
 チームプレーの精神を育むことにつながるうえに、明るい挨拶と行き届いた清掃は物件管理の質の高さにも反映されている。また、社員の多くは中途採用。社員によって異なる慣習や常識を統一できるメリットもあるという。
 社長室には創業者である故・茎津六松氏の写真が飾られている。
「創業者の思いを継承していくのが私の使命。先輩たちの大変な苦労と実績が今の実績につながっている。良い面は継承し、時代に応じて変えるべきところは変革する。相手の立場になり、人のために働く〝くきつマン〟がたくさん育てば、新たな提案が生まれ、新商品も開発されていくはずです」と、山仲社長は経営理念である「誠実・謙虚」を忘れることなく、次の世代につないでいく。

●代表取締役/山仲啓雅
●創業/1957年5月
●事業内容/LPガス販売、LPガス工事施工・管理、不動産管理、コインランドリー運営

基本データ

企業名:
くきつ
住所:
札幌市白石区菊水5条1丁目7-13
TEL:
011・821・1181
URL:
http://www.kukitsu.co.jp
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