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2023年

鈴木直道・北海道知事「危機対策と北海道の価値向上に 努めた躍進の4年間」

鈴木直道 北海道知事

 新型コロナウイルス対策で陣頭に立ち、注目を浴びた若きリーダー・鈴木直道知事。1期目のゴールが間近に迫る中、「ピンチをチャンスに!」を合い言葉に、歩んだ〝まっすぐ〟な4年間を振り返る。(取材日=2022年11月28日)

インタビューに応じる鈴木直道氏

命と暮らしを守る ため奔走した4年間

 

 ――1期目が残りわずかとなりました。

 鈴木 残り任期がありますから、振り返るのはまだ早いのかなという思いと、振り返るにしても、言い尽くせないという思いもあるのですが、2019年に当時全国最年少の38歳で就任させていただき、1年目が終わるというころに新型コロナウイルス感染拡大という状況でした。今のようにワクチンや十分な検査体制が取れない中、北海道独自の緊急事態宣言を出すなど、とにかく道民の皆さまの命と暮らしを守るために必死でした。

 

 それに加えて、ロシアのウクライナ侵略を契機とした世界情勢の変化と、これに伴う原材料価格の高騰が起こりました。さらには円安によるエネルギー価格の高騰。これまでにないような状況が次々と起こっています。こういった側面からも、皆さまの暮らしをいかに守っていくのかという観点で取り組みを進めてきました。

 一方、明るいニュースもありました。20年7月に白老町の民族共生象徴空間ウポポイがオープンしました。今では「ウポポイ」という愛称が道民の方々に広く浸透しています。

 また、21年に長年の悲願だった「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録を果たすことができました。知床は世界自然遺産ですから、文化遺産としては本道で初めての登録です。

 この4年間は皆さまを守っていくということに全力を注ぎつつも、北海道の魅力や価値を上げていく取り組みも同時に進めてきた期間となりました。

 ――まさに激動の日々でした。公約の達成状況はいかがでしょうか。

 鈴木 コロナ禍による大きな影響を受けながらも、現時点で全ての公約に着手しています。

 また「ゼロカーボン北海道」などの環境への取り組みや、デジタル化、北海道データセンターパークの実現につながるデータセンターの集積など、北海道の価値をさらに高めていくための取り組みにも果敢に挑戦しています。これからも全力で取り組んでいきたいと思っています。

 ――4月には知事選が行われます。2期目出馬への考えは。

 鈴木 道政課題が山積している中で、知事として日々全力で向き合ってるところです。ですから、今はまだ考えが及んでないという状況です。残された任期においても、まずはしっかり知事として役割を果たしていく。これが今最も大切なことだと認識しています。

……この続きは本誌財界さっぽろ2023年1月号でお楽しみください。


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