ほっかいどうデータベース

堅実・利益重視の経営と賃上げで人材を確保

(なかやま・しげる)1954年滝川市生まれ。77年成蹊大学卒業後、80年に中山組に入社し、社長室長に。88年常務、97年専務を経て2001年から現職。空知建設業協会相談役理事、北海道建設業協会監事、北海道農業建設協会副会長、在札幌インドネシア名誉領事をそれぞれ務める。

中山 茂氏 中山組社長

 1923年、砂利採取を祖業として滝川市で創業。社長就任から四半世紀の節目を迎える。この間、土木・建築とも確固たる技術と信頼を得る大手ゼネコンに成長させた。

 完工高は7年連続で250億円を超える一方、他社に抜きんでた自己資本比率が、健全性と堅実経営を物語る。

「完工高が増額されても利幅が薄い仕事は会社が疲弊してしまう。無理のない受注で利益を出していきたい」

 自身を「人を引っ張っていくタイプではない」と語るが、受注工事の現場視察に頻繁に足を運ぶ姿は同社の〝名物〟。

 また、率先して賃上げの努力を続け、大卒初任給の引き上げと定昇・ベアは13年連続。防災拠点を兼ねた社員寮も整備した。地域への寄付、子ども食堂への食材提供など社会貢献活動にも力を入れる。

「地縁、人の縁を大切にして、建設会社として社会基盤の整備に全力を尽くす」