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真嶋内装

同社で販売している電子水を用いた10日ごとの水槽の変化

電子水事業を本格化。農園などの他事業にも活用

「真嶋内装」は、札幌市内近郊の一般住宅や商業施設などの内装工事を手掛ける。

 近年はリフォーム・不動産事業のほか、コインランドリーやレンタカー事業など、多角的に事業を展開。昨年は、量子科学研究開発の「ジップ」(本社・東京都)との協業で、電子水事業をスタートさせた。

 真嶋彰社長は「電子は健康促進を促すと言われています。当社では数種類の鉱石を長期間に渡り酸化還元反応させるSEF製法で、数種類の鉱石を酸化還元反応させた化粧水などを商品化し、好評をいただいています。現在、社屋併設のサロンでは電子水スプレーや化粧水、サプリメントの販売のほか、電子温熱器によるサウナの運営も行ってます」と語る。

 また、2023年から開始している農園事業でも電子水を活用。今年から試験栽培に取り組んでおり、栽培方法を早急に確立させていく方針だ。

「地球で初めて酸素を作り出したと言われるシアノバクテリアを活用する自然農法に挑戦しています。硬盤層を破壊して、微生物や細菌と共振、共鳴すると考えられ、野菜や果樹の発育に大きな影響を与える事が考えられます。この農法にさらに電子水を活用することで、さらなる効果を期待しています」(真嶋社長)

 さらに、札幌市や石狩市などで展開するコインランドリー「ウェリナ」にも電子水を用いる。電解水衛生環境システムによる素粒子が汚れを分解するため、界面活性剤の使用を無添加の洗剤に切り替えた。人や環境に配慮した取り組みも推進している。

「体に害を及ぼす添加剤や農薬などの化学薬品、重金属などを使用しないことが我々の健康を守ることに直結します。現在は内装業が主軸ですが、原子や電子などの量子力学を中心に科学的に実証されているものを積極的に取り入れて事業化し、本当に健康にいいものを提供していきたい」と真嶋社長は意欲的に語る。

 また、アスリート・レボを取得し、QET施術も行っており、「テン・エンタープライズ」(本社・愛知県)への酵素関連の代理店契約も申請中だ。創業30周年を迎える来年を第2の創業期と位置付けており、事業の多角化をさらに加速させていく。

真嶋彰社長
運営するコインランドリー「ウェリナ」では電子水を活用している