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タケザワウォール

環境にも優しい透水性コンクリート「ドライテック」と地震や台風に強い安全な塀 「TFWALL」

透水性舗装と軽量塀で実現する次世代の外構技術

 外構工事の「タケザワウォール」は、透水性舗装材「ドライテック」を道内で初めて導入した認定施工店。

 ドライテックは、内部に無数の空隙を持つ高透水性コンクリートで、雨水や融雪水を効率的に地中へ浸透させる。水たまりを抑制するほか、舗装劣化のリスクも軽減する。

 駐車場や玄関アプローチなどに用いられ、寒冷地・積雪地域特有の課題を解決する舗装材として2017年の導入以降、札幌近郊を中心に約200件を施工している。

 竹澤晴也社長は「施工には知識と経験が必要となります。当社ではすべて自社の職人による一貫施工体制で品質を担保しています。今後は協力会社を増やし、道内全域に広げたい」と意欲を語る。

 さらに同社では23年に発泡スチロール製の新素材塀「TFWALL」を道内で初導入した。重量が従来塀の7分の1と軽量でありながら、ショベルカーの〝フルスイング〟にも耐える強度とデザインの自由度が特長だ。18年に大阪で起きた小学校ブロック塀倒壊事故を契機に、安全性の高い資材として注目された外構資材で、同社では社屋の外構として2年間の実証実験を経て採用を決断、導入に踏み切った。

「私たちは流行を追うのではなく、本当に良いと確信できるものだけをお客様に提供しています。ドライテックやTFWALLを北海道の暮らしに根付く〝新しい外構の標準〟にしたい。安全性・環境性・デザイン性を兼ね備えた外構工事で、より快適で持続可能な住環境を築いていきます」と竹澤社長。

竹澤晴也社長