札幌山の手高等学校

文武両道で個性を伸ばす。昼間定時制課程も新設
今年で創立115年の「札幌山の手高等学校」。文武両道を掲げ、一人ひとりの個性と能力を伸ばす教育に努めている。
部活動も活発な同校は、全国大会の常連である男子ラグビーのリーチマイケル選手をはじめ、数多くの有力選手を輩出。女子バスケットボール、女子バレーボール、駅伝(男女)なども有名で、近年は吹奏楽や合唱などの文化系クラブも全国クラスだ。
学習指導では、2021年から独自の個別指導要領「Yシステム」を導入。一人ひとりに専任講師がつき、学習支援や進路面談を行うほか、今年度からは駿台予備校と提携して学習深度の強化を図る。これまでに、東北大学医学部に現役合格者も出しているほか「DXハイスクール」の指定校でもあり、デジタル人材の育成も推進している。
国際教育にも注力。ニュージーランドの姉妹校などと交換留学を行い同校からは4人が留学、海外から7人を受け入れている。
一方、4月から昼間定時制課程を新設。西岡憲廣理事長は「〝こころを学ぶ〟をテーマに、生徒の自主性を育みます。本課程の新設に伴い、心理学の教授を招きました。生徒はもちろん保護者向けのセミナーなども行っていく予定です」と語る。

