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ジェイエムシー

蓄電所建設工事の様子
蓄電池の設置も担う

再エネ事業で地域の電力供給を支える

 人々の生活にとって必要不可欠な電力。とくに化石燃料に依存しない再生可能エネルギーは、持続可能な社会の実現には欠かせない。

 今年の10月で創業15年を迎える「ジェイエムシー」は、道路補修や河川土木などのインフラ工事を主事業とし、近年は再エネ事業にも注力している。

 同社では太陽光発電をはじめ、アグリソーラー(農営型太陽光発電)や風力発電の導入提案から設置、保守点検まで一貫して対応。再エネ先進国の韓国にも拠点を構えるなど、海外でも事業を展開している。

 今年4月には、電力系統や再生可能エネルギー発電所などに接続する系統用蓄電池事業にも参入。蓄電所の建設や蓄電池の設置を担っており、現在も札幌市東区で、2メガ㍗規模の蓄電所建設工事に参画している。

 さらに9月からは、次世代蓄電池と言われる「HTLニューバッテリー」の販売も控えているという。

 音成潤一社長は「この蓄電池は、ソーラー発電と組み合わせることで送電網に依存しないオフグリッドの電力供給が実現します。今後、再エネ普及の主流となるでしょう。再エネ事業を通して地域のインフラを支えていきたい」と話す。