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スノーテック

ホームページでも24時間体制で除排雪作業を受付けており、顧客の満足度向上につとめている

顧客の声を反映した除排雪でインフラ維持に貢献

 除排雪業は、雪国で生活するための〝歯車〟の一部だ。交通の妨げとなる道路や歩道の雪をスピーディーに片付け、住民の安全を確保するうえで必要不可欠となる。

 札幌市に本社を構え、今年10月で創業10周年を迎える「スノーテック」もこうした企業の1社だ。札幌市内と近郊を中心に、一シーズンで500件弱を受注。公共施設や病院、企業、マンション、月極駐車場など、さまざまなシーンで除排雪業を担っている。

 売上高は毎年平均して20%伸長。2024年度の新規契約数は100件を超え、着実に実績を積み上げている。

 好調な業績の背景には、顧客満足を追求する企業姿勢がある。

 オフシーズンには、顧客に対して作業評価や満足度を丁寧にヒアリングする。1件1件訪問し、顔を合わせて〝生の声〟を聞いている。こうして得た貴重な意見は、次のシーズンにフィードバック。徹底した作業品質の向上と丁寧なアフターフォローが同社最大の特徴だ。顧客の信頼を獲得しリピーターはもちろん、口コミと紹介も増加しているという。

「除排雪のプロとして、これからも北海道の快適で安全な地域住民の生活に貢献していきたいです」と同社広報。