心楽手(こらて)

車いすの点検と修理に有資格者が出張で対応
車いすのタイヤは、自転車と同じように定期的に空気を入れる作業が必要だ。またシートの専用ビスは紛失しやすく、介助者が握る持ち手部分もぐらつきやすいため、メンテナンスが重要となる。
訪問介護事業所「ヘルパーステーションこらて」を運営する「心楽手」では、車いすの出張メンテナンスを請け負っている。
同社の介護福祉士が「車いす安全整備士」の資格を取得しており、38の点検項目に沿って点検を行う。国家資格ではないが、車いすの点検整備と安全利用の指導について専門的な技能を有しているので安心だ。対象エリアは札幌市と石狩市。
対象車種は一般的な量産型の車いす(特注品や電動アシスト付きは除く)。
料金プランは「安全点検」コースが、1台5000円。分解と消毒を追加した「安全点検plus」コースが、同9000円となっている。5台以上や10台以上で割引プランもある。
このほか、急なパンク修理(1本3000円)やタイヤ交換(同3500円)などにも対応している(料金は全て5月14日現在)。
西島正幸社長は「乗り心地や安全に関わるので、個人はもちろん商業施設や公共施設など、貸し出し用の車いすを保有する法人からの依頼が増えています。まずはご相談下さい」と話す。
