サンエス企業グループ

地域社会に貢献する企業グループで電気のプロとして成長
公共事業や民間プロジェクトなどに参画し、総合電気通信サービスを提供している「サンエス企業グループ」。
中核企業の「サンエス電気通信」は今から75年前、前身の「サンエス電気商会」として厚岸郡浜中町茶内で創業。3つのS(サービス・スピーディー・セーフティー)を掲げて電気工事事業を展開してきた。今では、情報通信や再生可能エネルギー分野も手がける総合電気通信事業に発展。電気通信分野で釧路管内1位の売上高を誇り、全道に商圏を拡大している。
さらにDX化などのIT商材を取り扱う「サンエス・マネジメント・システムス」やAV機器の販売からレンタル、イベント企画、映像制作の「シーエーブイ」、弱電工事を手がける「光英電気通信」のほか、釧路の温浴施設「ふみぞの湯」を運営する「ウエルシア」もグループの一翼を担う。ウエルシアは機能性食品や飲むヨーグルトなどの健康食品の企画販売も手がける。
宮田昌利社長は「『電気から元気まで』。地域の皆さんにより良いサービスを提供する企業になるため、グループのシナジー効果の最大化と業務の効率化を図り、さらなる成長を目指しています」と力を込める。
社員数はグループ5社で200人を超え、直近の連結売上高は50億円を達成した。宮田社長は「これまで培ってきた電気、通信、情報通信の技術力と営業力で道内のさまざまなニーズに応えるとともに、社会課題や環境問題の解決に貢献する地域のリーディング企業として走り続けたい」と話し、2035年に売上高100億円突破を長期目標に掲げている。
目標達成の鍵を握るのが社員一人ひとりの存在だと捉え、グループ各社で採用活動と人材育成を推進している。
例えばサンエス電気通信では電気設備工事の現場代理人の養成に力を入れている。同社は、札幌―釧路間の道東道直結に伴う照明や道路情報板等の電気工事など、大規模案件も多数手がけるほか、プラント施設やホテルなど民間施設のプロジェクトも数多く受注しており、大小さまざまな現場で多様な経験を積めるのもメリット。必要な資格取得も全面的にバックアップしている。
電設工事部
鬼山 雅之さん
高校を卒業して航空自衛隊に3年間入隊後、2024年に入社しました。電気分野の技術や知識がほぼなく不安でしたが、皆さんが話しやすく親身に指導していただき、働きやすい環境だと実感しています。今は現場代理人として安全書類の整理や打ち合わせ等を行っており、協力会社様とのチームで工事を完遂できた時の達成感は言葉では表せません。必要な資格がまだ取れていませんので、いち早く戦力になれるよう日々レベルアップしていきます。

