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リーフ

青森県むつ市で建設中の大規模農場。3.5㌶の広さを誇る

温室施工で国内外の農業発展に貢献

 農業施設の設計、施工を手掛ける「リーフ」。日本でオランダ式大規模農場を施工できる数少ない企業として、知名度は全国区。現在も青森県むつ市で3.5㌶の温室を建設中だ。

「環境制御装置を用いたスマート農業を推進し、省力化や収穫量増加など農業の発展に貢献します」と北原陽介社長。

 ほかにも、家畜の飼料として栄養素が豊富なヒマラヤ産鉱塩などの高品質な農業用資材を輸入するなど、農家や酪農家へのサポートを実践している。

 今年2~5月には、北原社長自身が発展途上国の農業施設建設プロジェクトでアフリカに赴き、スーパーバイザーとして温室工事の施工方法や温室の管理方法を指導した。

 北原社長は「農業技術開発の『メビオール』(本社・神奈川県)が開発したフィルム農法『アイメック』を採用した温室もあります。最小限の水と設備で栽培できる農法で、アフリカの気候にも適しています。こうした日本の技術を海外で活用することで、発展途上国の食糧自給率向上の一助になれば。今後も積極的に国際協力に携わっていきます」と情熱を注ぐ。

青森県むつ市で建設中の大規模農場。3.5㌶の広さを誇る
北原陽介社長