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江別病院

地域包括ケア病棟はリハビリの機能が充実

医療と看護の連携を強化。地域完結型の病院へ

江別市の基幹病院として、さまざまな疾患に対応する「江別病院」。消化器内科や呼吸器内科、循環器内科、外科、脳神経外科、整形外科など各科に専門医を配置し、医療体制を強化してきた。医師と看護師がそれぞれ緊密な連携をとり、高いチーム力を発揮している。

2022年の外科の年間手術は450件を超え、その7割が負担が少ない鏡視下手術で行うなど、患者の早期の社会復帰につなげている。

地域の高齢化を受け、21年には包括ケア病床が10床から49床に増床され、地域包括ケア病棟を開設した。リハビリの充実を目的としており、急性期病床の患者が自宅や介護施設へ移行できるようサポートしている。

また、64床を有する腎臓内科(人工透析)では、現在160人以上の透析患者を受け入れている。

「数年後には新病棟の設立を予定しています。地域完結型の病院を目指し、人員配置などさらに体制を整え、ニーズに応えていく」と大森一吉院長。

●診療科目
外科、脳神経外科、内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、整形外科、小児外科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、腎臓内科(人工透析)

●診療時間
月〜金 9:00〜17:00
第1・3・5土曜 9:00〜12:00

●休診日
第2・4土曜・日曜・祝日

 

大森一吉院長