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高効率エコキュートの導入で5万円の省エネ補助金

高効率の寒冷地向け「エコキュート」。大気の熱をくみ上げて効率的にお湯を沸かすヒートポンプを採用し省エネを実現している

「コロナ」(本社・新潟県三条市)が製造・販売するエコキュートなどの高効率給湯機器が国の省エネ機器導入補助金事業の対象となり、5万円の補助が受けられる。

 暖房・給湯機器メーカーのコロナの給湯機器「エコキュート」「エコフィール」やエアコンは、厳しい省エネ基準をクリア。補助金対象製品となっている。 

 活用できる補助金制度は、経済産業省の「給湯省エネ事業」と国土交通省の「こどもエコすまい支援事業」で、2050年のカーボンニュートラルの実現に向け家庭部門の省エネを推進するのが目的だ。

「給湯省エネ事業」は、省エネ法の25年度の目標基準値を満たした高効率給湯機器が対象で、同社の「プレミアムエコキュート」「ハイグレードタイプ(Bタイプ)」の導入で5万円の補助が受けられる。さらに、この補助制度を予約した上で、子育て世帯向けの「こどもエコすまい支援事業」を活用し、エアコン(SKシリーズ)2台を同時に導入した場合の補助額は9万4000円となる。申請は今年12月31日までの契約案件が対象だ。

 コロナは、01年4月に世界で初めてヒートポンプで大気の熱をくみ上げてお湯を沸かす家庭用エコキュートを発売。近年ではアプリによる操作性向上や、災害時に生活用水を確保するレジリエンス機能を搭載するなど進化を遂げている。

 オール電化がトレンドとなった2000年代に電気温水器を導入した家庭は交換の時期。電気料金など光熱費高騰もあり、入れ替える場合は補助金を活用してはいかがだろうか。詳細はコロナ札幌支店☎011-864-0440まで。