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朝日田コーポレーション

リモートと対面のハイブリッド研修を行う

松下幸之助の〝人間大事〟の経営を研修やコーチングで全国に

経営コンサルティングを中心に、社員教育研修、講演会などの企画・運営を手掛ける「朝日田コーポレーション」。〝経営の神様〟松下幸之助氏が創設したPHP研究所の北海道拠点として設立され、今年2月1日には創業25周年を迎えた。

朝日田雄人社長は、経営コンサルタントや社員研修を通じて、松下氏の経営哲学や考え方をレクチャーしている。取引先は国内大手企業が中心。同社が社員教育を担った企業が今年の「新入社員が辞めない会社ランキング」で日本一を獲得するなど、その手腕はお墨付きだ。

今年度も約150回のコーチングや社員研修を計画しており、受講者は累計8万人を突破する予定。

コロナ下においても全国から受講依頼は殺到した。今年度は4月早々から東京でリモート研修がスタートし、現在は月7回の配信を行っている。道内では対面研修を強化。月4回開催されている。

朝日田社長は「首都圏でも対面研修が戻ってくるが、対面とリモートのハイブリッド研修が主流になるだろう」と今後を分析する。

活動のフィールドは拡大しても、朝日田社長の根本には変わらないものがある。それが師と仰ぐ松下氏の〝人間大事〟という信念だ。「誰にも正解がわからない時代には、固定観念は捨てるべき。しかし信念をしっかり持たないと軸がブレてしまう。AIやIT技術が発達し社会が変化しても、ビジネスは人間の思いや、人間そのものを大切しないと成立しない」と朝日田社長は強い信念を語る。

この信念を貫くべく、昨年11月には新たに若手経営者向けの勉強会を開催。好評を博し、今後も定期的に行っていく予定だ。また、今年8月には新型コロナウイルスの影響で休止していた「松翁会」の活動を再開させる予定だ。元PHP総合研究所社長の江口克彦氏が講師を務める同会には、大谷喜一アインホールディングス社長など約40社の道内企業経営者が名を連ねている。

朝日田社長は「今後も松下幸之助の〝人間大事〟の神髄を研修やコーチングで伝え、未来の道内経済をリードする人材育成に努めていく」と意欲的に語った。

朝日田雄人社長
8月を目処に「松翁会」の活動も再開させる