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柏倉建設

札幌市豊平区の本社社屋

世界に誇れる匠の技と、街を形づくる喜びを次世代に承継

「柏倉(かしくら)建設」はコンクリート構造物の躯体を成型する型枠工事が主業。さっぽろ創世スクエアや札幌ドームをはじめ、オフィスビルやマンション、ホテル、公共建築物など数多くの大規模工事に携わり業界をけん引する。技術者の教育に力を入れ積極的な資格取得を促し、受注機会の拡大へと繋げることにより、盤石な経営基盤を築き上げてきた。

創業は1955年で芦別市で誕生。62年に現在地へ移転した。86年の東京事務所を開設以降は全国で業容を拡大。現在は専属協力会社を含め200人以上が働く。迅速で柔軟な対応でスーパーゼネコンからの信頼も厚い。

柏倉一大社長は「人材育成と技能の継承に注力しています。機械化が進む現在でも、最終的には人と人とのつながりと職人の技術が業界の発展やひいては地域社会の未来を方向付けるものになる」と語る。
そのため高等学校に出向き「型枠大工体験学習」を定期的に開催。インターンシップを積極的に受け入れ、現場見学会なども実施。若い世代に向けて型枠業界の魅力を発信する。

また国内だけにとどまらず2013年からベトナム人の外国人技能実習生の受け入れを開始。実習生と建設就労者合わせ現在23人が在籍している。
「匠の技を学びたいという彼らに門戸を開き、日本の優れた技術を自国の発展のために役立ててもらいたい。そんな希望に応えることも〝一企業〟としての責務の一つと考えています」と柏倉社長。

福利厚生にも力を入れている。今では同業他社の多くが手放してしまった自社所有形式の社員寮を札幌、千葉、茨城で管理・運営し、安心して働ける環境づくりを維持し続けている。

このほか、女性が働きやすい職場づくりと有給休暇取得の促進など労働環境の整備に注力。時代の要請に応じてテレワークなども速やかに取り入れ、柔軟な働き方を実現している。
「人間の生活や経済活動のうえでなくてはならないのが衣食住です。この『住』を形づくることに積極的にかかわる喜びを体感し、そして分かち合っていきたい。未来志向で業界の在り方を模索し、今以上に建設業の魅力を感じてもらえるよう努力していきます」と柏倉社長。

「南行徳寮」(千葉県市川市)
社員寮「セカンドハウ巣」(札幌市白石区)
社員寮「匠の宿」(札幌市白石区)