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桂和商事


本社でおこなわれた2020年度入社式

札幌都心部の再開発事業に貢献 未来志向性の強い人材確保へ

 桂和商事(本社・札幌市、武賢樹社長)は、札幌市内を中心に、貸ビル(貸テナント・貸オフィス)や駐車場、賃貸マンション経営を主事業とする不動産賃貸業者。今年で設立57周年を迎える歴史ある会社だ。
 社業の理念は、半世紀を超えて培ってきた「おもてなしの心」。具体的には店子に対して常に快適で安全な環境を提供する「管理」に力を入れている。
 今回の新型コロナウイルス感染症に対しても、社内でいち早く支援対策室を設置。客足が激減するススキノの自社飲食ビルのテナント約400店に対して、家賃の減額、支払いの延期・分割といった支援策を打ち出し、マスコミからも大きく取り上げられた。
「当社では、所有するすべての物件で自社管理をおこなっていますが、震災など予期せぬ事態に対してもテナント様の要望を的確にとらえて、スピーディーに対応しております」と小林俊行専務は語る。
 一方、従来から力を入れている札幌市の街づくりへの貢献も、いまや社業を支える主要業務となっている。特に札幌駅前通、大通を含む中心部の活性化に向け、スクラップ&ビルドも含めた不動産整備を推進。現在は大通公園に面した大通西3丁目の旧ビル跡地の新ビル建設プロジェクトも進んでいる。
 また、2008年から新卒採用によってフレッシュな人材を確保している。地元志向の強い道内学生からは同社の札幌の発展に寄与する貢献姿勢が好評。未来志向性の強い人材を求める会社側の方針とも合致することから、年々応募希望者が増えている。
 採用に際して重視しているのが面接試験。「面接は相互理解の場であり、一緒に仕事をするイメージを得られるかがポイント」と小林専務。入社後は研修を経て各部署に配属されるが、不動産関係はもとより、経理・会計なども含んだ21項目に及ぶ資格の取得を推奨。報奨金、手当などの支援制度を充実させて社員の成長を後押しする。
 20年度の新入社員は7人。21年度の採用人数はまだ未定だが、「ともに良い会社をつくっていくという目的に添い、人間性重視で採用していきたい」(小林専務)としている。

本社がある「第5桂和ビル」
毎年7月に実施している「桂和感謝祭」
札幌・大通地区にある「桂和大通ビル38」