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アシスト北海道


左から時計回りに藤川茜さん、佐々木浩平課長、高橋紗英さん

人材・教育プログラムが充実。新体制でさらなる進化を目指す

「アシスト北海道」はパッケージソフトウェアの専門商社である「アシスト」(本社・東京都千代田区、大塚辰男社長)のグループ会社。製品のテクニカルサポート業務に特化し、全国6500社以上のクライアントを支えている。ビジネスを加速させる製品力と充実のサポート体制によって、年々業績を伸ばしている。
 こうした企業に不可欠なのがコミュニケーション力と技術力。製品ごとに異なる知識・スキルが求められるため、人材の育成には特に力を注いでいる。
 新入社員は入社から5カ月間にわたり東京都で研修。社会人に必要なビジネスマナーやITの基礎を習得する。研修後は札幌に戻り、各製品の担当者であるOJTリーダーがマンツーマンで指導にあたる。綿密な教育プログラムにより離職率は低く、設立時はわずか7人だった社員は順調に増加。現在では60人を超える。
「付きっきりが嫌な人もいれば手厚くフォローしてほしい人もいます。本人が力を最大限発揮できる距離感で接して、ともに成長したい」と語る藤川茜OJTリーダー。
「何でも聞いてと言っても、何を聞いたら良いのかわからないという新入社員の気持ちをくみ取って、さまざまな悩みをフォローしたい」と同じくOJTリーダーを務める高橋紗英さん。
 若手を指導する人材が充実したことで、4月から新たな育成方法に挑戦。OJTリーダーのうちの1人が育成専任者となり、5人の新入社員を指導する。通常業務から離れ育成に専念することで、より多くの人材を育てるのが狙いだ。採用・人材教育に力を入れているからこそ、こうした挑戦にも積極的だ。
 育成専任者の所属グループを束ねる佐々木浩平課長は「今までの教育プログラムに加え、3年先を見据えての育成もおこないます。専任者だけでなくグループ全体で支え、育成していきたい」と語る。
 また、同社では昨年から席を固定しないオフィス形式「フリーアドレス制」を導入。用途やその日の気分に応じて好きな席で仕事ができる。
「社員同士のコミュニケーションを取る機会が増え、若手からの意見収集にも手応えを感じています。社員全体で会社を作り上げるためにも、ボトムアップ型の組織作りに注力していきたい」と高橋直樹取締役は語る。
 資格取得支援などの制度も整っており、腰を据えてエンジニアとしてのキャリア・スキルを磨くことができる点も離職率の低さや優れた人材が育つ秘訣だ。

高橋直樹取締役と小野寺智士部長(左)
フリーアドレス制でコミュニケーションの機会が増加