財界さっぽろ 2017年11月号のさわり

財界さっぽろ 2017年11月号

大谷翔平、飯山裕志、日ハムカラーグラビア

10月4日の札幌ドーム。「4番ピッチャー、大谷翔平」とスタメン発表のアナウンスが流れると観衆は沸いた。大谷選手は来季のメジャー挑戦が濃厚だ。“見納め”になるかもしれないリアル二刀流をカメラが追った。その前日には、ファイターズ一筋20年の飯山裕志選手の引退セレモニーがおこなわれた。守備職人と言われた“いぶし銀”の飯山選手のグラビアもファン必見だ。

密着グラビア「同窓会コンサート」

昭和歌謡のスターたちが一堂に会する「同窓会コンサート」が各地で開かれている。本誌は岩見沢公演での熱唱を撮影し、楽屋裏も取材。グラビアの他に出演者の対談なども掲載している。中でも、西條秀樹さんの手記はカンゲキすること必至。脳梗塞からの復活を支えた原動力、北海道での思い出を明かしている。

衆院選“風雲急”、投票に役立つ直前特集

この1カ月間の政界を思い返してほしい。9月初旬に民進党の代表に前原誠司氏が就いた。1週間後には10月解散が報じられ、小池新党の旗揚げ、民進党の合流騒動、枝野新党の設立と続いた。目まぐるしく変化する政局にメディアは大騒ぎ。有権者も戸惑うばかりの展開だ。ここはいったん事態を整理する必要がある。そこで本誌は冷静に各選挙区の事情と候補者を整理。ぜひ投票の参考にしてほしい。

小泉光臣JT社長 3年後に加熱式たばこ市場でトップを取る

喫煙人口が減少する中、愛煙家の間で熱を帯びているのが加熱式たばこ。紙巻きたばこ市場で圧倒的なシェアを握るリーディングカンパニーのJTが、いよいよ本格的な全国攻勢に出る。今のところ他社に先行を許しているものの、「ブルームテック」の優位性、道内戦略などをトップ自らが語った。

歯に衣きせぬ脱原発論者(城南信金元理事長)が語る小泉純一郎

小泉純一郎氏が政界から引退して8年。しかし、今なお注目を浴びる存在だ。そんな小元総理と共に脱原発・原発ゼロを訴え続ける実業家がいる。城南信用金庫元理事長の吉原毅氏だ。吉原理事長体制で同信金は「原発に頼らない安心できる社会へ」と旗印を掲げた。預金量3兆5000億円を超えるメガ信金がなぜ脱原発宣言をしたのか。そこには、右や左といったイデオロギーとは関係ない、強い信念があった。

特集・レバンガ北海道、勝負のBリーグ2年目

Bリーグの2シーズン目が開幕した。折茂武彦氏が率いるレバンガ北海道は昨シーズン、地区4位、リーグ全体で13位。なんとか残留を果たした格好だ。今季のスローガン「立ち止まるな。」には、さらなる高みを目指す強い意志が込められており、チャンピオンシップ出場を目指す。特集では桜井良太、野口大介、松島良豪、多嶋朝飛ら人気選手の対談・インタビューを収録した。

引き継ぎ事業者が悲鳴 破産・ほくおうサービス、施設継承断念の根深い理由

破産したほくおうサービスの全23施設を引き継ぐ予定だった創生事業団が、8施設だけ断念した。なぜか。邪魔が入ったのだ。ほくおうの元役員が率いる「ライフデザイン」が、8施設の内7施設について手を伸ばしているのだ。弊誌には、ほくおうについての投書が複数寄せられている。なにやらスキャンダラスな臭いすら漂っている。

オリックスびいきじゃない? 憶測呼んだ空港民営化シンポジウム

国内外の大手企業が運営権の取得を狙う道内7空港の民営化。来年夏に予定される入札に向け、複数の企業が激しくうごめている。そんな中、札幌で開かれた空港民営化シンポジウムに疑問の声が上がった。内閣府などが主導したシンポジウムの講師陣は“オリックス関係者”ばかり。同社は道内空港民営化にも野心を燃やしており、他のライバル企業からすれば、公平性に欠けている、と見えるのだ。