財界さっぽろ 2017年9月号のさわり

財界さっぽろ 2017年9月号

特集・450人が登場!! 道内28校・名門高校の人脈力

著名OBから知られざる人脈まで、道内の名門・伝統高の人材輩出力を本誌編集部が総力取材を敢行。札幌市内の高校はもちろんのこと、旭川東、北見北斗、函館ラ・サール、帯広柏葉、小樽潮陵、苫小牧東など各地の雄も含め、登場校は28校に及ぶ。登場するOBたちは総勢450人。初対面の相手でも同窓とわかったとたん、距離はぐっと縮まるもの。ビジネスでも役立つ全44㌻の大特集だ。

新幹線「札幌駅」をこじらせるJRの“元凶”

決まらない。新幹線・札幌駅の位置がまだ決まらない。JR北海道、鉄道・運輸機構、北海道、札幌市の4協議が始まってから1年以上が経過しているが、決まらない。落としどころすら見えていない。なぜ決まらないのか。JRは現駅の東側につくる案にこだわっているのが、もめている原因とされる。しかも背景にはJRのタブー、労働組合問題があるとの憶測が出ている。

経済連携の覚書を締結「北海道―ベトナム」直行便誘致の舞台裏

8月初旬、高橋はるみ知事らの訪問団がベトナムを訪れた。道議や経済界の首脳らも同行し、経済交流の拡大を各方面に呼びかけた。高橋知事は7日、計画投資大臣と会談。その席で、道と北海道経済連合会がそれぞれベトナムと経済交流拡大に関する覚書を締結した。目下、道や道内経済界が狙っているのは直行便の開設だ。高橋知事はすでに手応えを感じているという。実は今年4月、ある動きがあったのだ。

好調・今日ドキッに“異変”、高橋友理ロス!?

HBCの夕方情報番組「グッチーの今日ドキッ!」は2013年秋に大幅リニューアル。その効果もあって視聴率が上向き、安定していた。しかし、4月以降、視聴率がガクッと落ち、関係者をヒヤッとさせた時期があった。幸い6月、7月と視聴率は持ち直しているとはいうものの、一体、何があったのか。業界関係者の間では「メーンアナウンサーの交代が理由ではないか」といった見方が出ている。

知事候補・高橋はるみ後継の隠し玉

「いつまでも居座るつもりはない」「(素晴らしい人が)いないのなら頑張らなければと思う」――高橋はるみ知事が次の知事選について発した言葉が、政界で話題になった。高橋知事は4期目の折り返しを過ぎ、任期は残り2年弱となった。5選を目指すのか、はたまた国政に転じるのか、政界の楽屋雀の声がかまびすしくなっている。そんな中、高橋知事意中の後継候補が、道庁内にいるという見方が出ているのだ。

双子デュオ・リリーズ「同窓会コンサート」で北海道を元気に

「好きよキャプテン」で知られる双子デュオ・リリーズは夕張市出身。14歳でデビュー。26歳のときに活動休止したが、2005年に活動を再開した。現在は昭和歌謡のスターが一堂に会する「同窓会コンサート」に出演中だ。今秋からスタートする北海道公演への抱負を聞くと、故郷・夕張への思い、北海道への愛着が2人の口からあふれ出た。

市内の路線から撤退も!? 道中央バスを激怒させた森井秀明

北海道最大手のバス会社・北海道中央バスが、小樽市にカンカンだ。発端は、市長の森井秀明氏が言い放ったという“暴言”だ。市内の不採算路線について「赤字を受け入れろ」と、中央バス幹部に対して発言したというのだ。さらに、中央バスの申し入れに森井氏がとった対応が不誠実と受けとられ、ついには牧野和夫社長まで激怒。市内の不採算路線から撤退する可能性すら示唆している。

キュンちゃんをデザイン 絵本作家「そら」が100号絵画を展覧会出展

絵本作家・イラストレーターのそらさん。芸術方面に関心のない方でも、作品は見たことがあるはずだ。北海道観光PRキャラクター「キュンちゃん」やJR北海道ICカードのキャラ「エゾモモンガ」は、そらさんのデザインだ。そらさんは“北海道を絵本大国に”をコンセンプトとしたプロジュクトを推進中。絵本制作だけでなく、読み聞かせや講演会もおこなっている。今回、100号サイズのアクリル画を展覧会に出展する。すでに絵本作家、イラストレーターとして人気を博しているのになぜ、絵画に挑むのか。