【今月号特選記事】歌手・山内惠介さんが目を輝かせた作曲家とは?本誌が知る山内さんの“変化”

 昨年、演歌歌手の山内惠介さんはデビュー20周年を迎えた。苦節15年。2015年にスポットライトでNHK紅白歌合戦に初出場。その後、6年連続で大晦日の夢舞台に立っている。

 本誌と山内さんの縁は、その時にさかのぼる。いまから6年前、初出場を記念してインタビューを掲載。以降、何度も山内さんの特集を組んできた。札幌でのコンサート、ディナーショーにお招きいただき、惠ちゃんの活躍を目の当たりにしてきた。そうした中、この6年間で大きく変わったことがある。

 それはファン層が広がっていること。もともと年配の女性の方々から熱烈な支持を受けてきたが、最近では若い世代も増えた印象だ。そして、男性の姿も多く見かけるようになった。

本誌特集ではディナーショー時の模様をカラーグラビアで掲載 ©財界さっぽろ

 山内さんは公演のMCで、こう熱い思いを口にする。

「流行歌を歌える歌手になりたい。そのためにも、様々だ世代に僕の歌を聴いていただきたい」と。

 新境地を切り拓く上で、大きなきっかけになりそうなのが、9月1日にリリースされたカヴァーアルバム「Roots」だ。タイトルの如く、「演歌歌手・山内惠介」を作り上げた名曲の数々が収録されている中、一曲だけオリジナル曲「あなたを愛で奪いたい」が含まれている。作曲したのは平成を代表する音楽家・織田哲郎氏。輝かしい経歴については今更説明不要だが、ZARDや相川七瀬、TUBE、WANDSなど、数々のヒット曲を世に送り出してきた。言わずもがな、38歳の山内さんも織田メロディーで育った世代。

 今回のインタビューでお会いした際も、山内さんは「織田先生に作曲していただけるとは夢にも思いませんでした。とても嬉しいです」と目を輝かせていた。

織田哲郎さん ©財界さっぽろ

 この歌にかける本人の思いは、ことのほか強い。秋からの全国ツアーの舞台の幕は、「あなたを愛で奪いたい」からスタートさせるほどだ。

 実は今回の特集に合わせて、本誌は織田さんにコメントをお願いした。快諾いただき、山内さんの魅力、作曲する上での思いについて語っている。

 1年4ヶ月ぶりとなる山内さんの特集は、財界さっぽろ10月号に19ページに渡り掲載。8月に札幌で行われたディナーショーの模様もグラビアページで紹介。インタビューに加えて、山内さん自身が、アルバム収録全曲について思い出、聴きどころを解説してくれた。

 また、本誌ではSNSを通じて惠ちゃんへの質問を募集。結婚観や最近ハマっていることなど、ファンなら誰もが気になることを聞いてみた。とくに最近、他界した叔父との思い出は、心に迫るものがある。

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