【今月号特選記事】北海道銀行、北洋銀行、北海道医師会……春の人事の内幕

 北海道新聞の4月27日付朝刊経済面に、前日におこなわれた北海道銀行の記者会見での一問一答が報じられている。「急な発表になった」という冒頭の質問に、記者の悔しさがにじみ出ている。

 会見の内容は頭取交代人事。笹原晶博頭取が代表権のある会長に退き、兼間祐二常務が昇格する。なお堰八義博会長は特別顧問に就任する。

写真左から、特別顧問に就任する堰八義博氏、会長に就任する笹原晶博氏、頭取に昇格する兼間祐二氏 ©財界さっぽろ

 銀行のトップ人事は各メディアの経済担当にとって最高ランクのネタだ。道内ではいつも道新と日本経済新聞がしのぎを削り、勝った負けたを繰り返す。
 今回の頭取交代についても道新、日経は注意を払ってきた。笹原体制は6年。今年が道銀創業70周年の節目という材料もあった。

 しかし、結局は抜くことができず痛み分け。あえて言うなら、マスコミに抜かれなかった道銀の勝ちだ。

本日5月14日からデジタル版が配信された月刊財界さっぽろ2021年6月号特集「春の人事の内幕」では、道銀について「新頭取を電撃発表 じだんだを踏んだ道新、日経」として舞台裏を詳報。新頭取の兼間氏のサイド情報も合わせて書いている。

 特集内では道銀だけではなく、北洋銀行、イオン北海道、戸田建設、北海道新聞社などの有名企業のほか、北海道医師会、北海道歯科医師会といった有力団体のトップ人事の動向も記事化した。

 準大手ゼネコン・戸田建設は札幌南高・北大工学部卒の道産子社長が誕生。イオン北海道では札幌フードセンターの創業家の役員が退任した。道医師会の会長人事は、7期14年の長期政権を続ける現会長の決断が焦点。いずれも、新聞やテレビではわからない、ディープな情報をまとめている。

 本誌6月号の購入はデジタル版は本日より販売開始、雑誌版は明日5月15日から全道の書店・コンビニエンスストアにて。また以下の当社オンラインショップでも入手可能だ。

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