荒木病院

一貫した認知症サポートで地域医療を支える
札幌市北区にある「荒木病院」は、認知症やもの忘れ、不安症など、高齢者の精神疾患に特化した精神科医療を提供している。
1972年の開院以来、患者と家族の不安に寄り添う〝こころのかかりつけ医〟として地域に根ざした診療を続けてきた。
同院の特徴は、認知症の初期診断から重度のケアまで一貫して対応できる診療体制だ。徘徊や妄想、暴言を吐いてしまう症状に対しては、原因を見極めた上で、環境調整や非薬物的アプローチを優先し、薬物治療は最小限に抑える。
作業療法士による機能維持訓練や重度認知症患者デイ・ケアセンター「なのはな」を併設し、包括的な支援を行っている。
内科を併設し、身体合併症に対応できる常勤医が在籍。糖尿病や誤嚥性肺炎なども院内で治療できる。さらに、診断時から家族への丁寧な情報共有を行い、精神的ケアも意識している。
「認知症は誰もがなりうる病気。だからこそ、安心して相談できる存在でありたい」と荒木啓伸院長。
●診療科目
精神科、内科
●診療時間
月〜金 9:00〜11:30 15:00〜16:00
土曜 第1・2週 午前のみ診療
●休診日
第3・4土曜・日曜・祝日
