ポッカサッポロ北海道

レモンの魅力を伝え、道民の「Well-being(ウェルビーイング)」に貢献
ポッカレモン、飲料、スープを販売する「ポッカサッポロ北海道」。
1957年発売の主力商品「ポッカレモン100」は、道内(金額)で対前年比約150%と過去最高を記録した。
大久保正孝社長は「高めの血圧を下げる効果が認められて、昨年9月に機能性表示食品としてリニューアルしたことが要因の一つです。特に40代以降の支持が増えています」と分析する。
主力ブランドの「キレートレモン」は、道内(金額)で対前年比約110%と堅調に推移。日常生活や運動後の疲労感を軽減させる「キレートレモンクエン酸2700」や、顔のむくみ感を軽減させる「キレートレモンMUKUMI」など、消費者ニーズを的確に捉えたことで、商品の機能的価値が評価され、ブランド力が底上げされている。
「北海道コーン茶」「北海道富良野ホップ炭酸水」「リボンナポリン」など、道産素材を使った商品にも注力。道内の販売量が伸びており、中でも「北海道コーン茶」は、店頭販売のほか飲食店での取り扱いも増えている。
また、今年3月にジンギスカン文化を全国に広める「北海道遺産ジンギスカン応援隊」から、ジンギスカンに合う飲料として「北海道コーン茶」と「リボンナポリン」が認定された。
「商品を通じて北海道の魅力を伝えることが持続的な生産につながり、生産者の皆様のためになる。そのために認知度をさらに高めていきたい」と大久保社長。
一方、レモンをテーマにした取り組みも推進。道産食材とレモンの相性の良さを訴求するため、道内の特産品を扱うイベントなどでポッカレモンの啓発活動を行っている。
また、レモンの持つさまざまな健康価値を広めることで、道民の健康に寄与したいという思いから、行政や流通各社と協業。学生や子育て世代の主婦を中心に、レモンセミナーを開催している。
これらのセミナー講師は社員が担当。レモンに関するさまざま知識を深めるため社内検定を毎年行っており、全社員が豊富な知識を蓄えている。
大久保社長は「レモンのおいしさと健康価値の訴求をしていき、皆様の『Well‐being(ウェルビーイング)』に貢献していきます」と意気込む。

