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ススキノ新名所の安全と快適な環境づくりに貢献

(ふしき・すすむ)1967年札幌市生まれ。札幌南高校、青山学院大学卒業。11年間の不動産会社勤務を経て、03年専務としてキタデン入社。04年社長に就任。中小企業診断士、マンション管理士、公認不動産コンサルティングマスター資格登録。北海道警備業協会副会長。18年3月に芙蓉の全株式を取得し、社長を兼務する。

伏木 進氏 キタデン社長・芙蓉社長

 総合ビルメンテナンス会社を率いる。電気や空調・給排水、消防設備のメンテナンスを中核に清掃や警備、駐車場管理、不動産仲介まで展開。指定管理者の受託も数多く、札幌市民の生活を支えてきた。

「人件費の上昇でビルメン業界も価格に転嫁せざるを得ない状況ですが、その分、品質を担保する人材に投資する。第3種電気技術主任者の育成など社内研修制度の充実を図っている」

 設立50周年を迎えた23年は、環境行政支援の観点から「円山動物園応援基金」に寄付。7月2日に札幌市内のホテルで記念祝賀会を開催した。

 11月30日には事業主でもある「ココノススキノ」がオープン。設備管理や警備を担い、施設を下支えする。

「ススキノの新たなランドマークに携わり、地域住民はもちろん観光客も安全で快適に利用できるよう努めます。真価が問われる1年になる」