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SunTrap

英語が飛び交う「STイングリッシュアクティビティ」

保育事業、学童事業を通じて子どもの〝生きる力〟を育む

認可保育園「S・T・ナーサリーSCHOOL」を札幌市山鼻、八軒、手稲前田、新川西、藤野に開設し、質の高い保育園運営を行う「SunTrap」。

櫻田禎哉社長が目指すのは、保育と教育の両立だ。

「幼少期にこそ身に付けやすい能力があり、英語を日本語変換せずに理解する『英語脳』づくりも幼児教育が重要だと言われています。貴重な時間を教育に充てたい」(櫻田社長)

同園は外国人の外部講師やバイリンガル保育士による英語教育を実践する保育園として知られ、会話や音楽、読み聞かせ、描画などを通じ、楽しみながら英語に触れる機会を週に3日以上も設けている。また、無添加・無農薬の食材にこだわった食育にも力を入れる。

さらに、ICT技術を積極的に導入し、約40人の保育士が本業に集中できるように配慮している。一般的な保育園に比べ、1カ月の就労時間は10~20時間ほど短縮している。

櫻田社長は「心に余裕を持って働いてもらうことが、質の高い保育につながる。園児の人数に対する人員配置も〝基準以上〟を目指しています。保育士のためであり、子どものためです」と語る。

一方、2022年には民間学童施設「STイングリッシュアクティビティ」を札幌市西区山の手に開設した。小学生の放課後の学び場として保育園同様に、単なる預かりの場とは一線を画す。

世界的に注目を集める教育メソッド「STEAM教育」も取り入れ、科学や技術、工学、数学、アートを総合的に学習する。個々のレベルには応じるが、各カリキュラムの共通言語は英語が原則で、教科学習と英語学習を組み合わせた先進的教育アプローチ「CLIL教育」を融合させている。 

「成功体験の蓄積が自己肯定感を高め、チャレンジ精神を育みます。成功するためにはどうすべきかを自分で考えることが習慣化し、異なる価値観を持つ仲間と過ごすことで社会性と協調性を養う。保育・教育事業を通じて、子どもたちに〝生きる力〟を身に付けさせることが、我々の役目です」と櫻田社長。

櫻田禎哉社長
「S・T・ナーサリーSCHOOL」