30区画以上が閉店ガラガラ、“ゴーストタウン化“の千歳・レラのさわり

30区画以上が閉店ガラガラ、“ゴーストタウン化“の千歳・レラ

特集・創業70周年、道銀“大解剖”(全58ページ)

©財界さっぽろ

創業70周年を迎えた北海道銀行を、裏のウラまで大解剖する、全58ページの総力特集。創業70年のその日に笹原晶博頭取を単独インタビューで直撃。6年ぶりに日本一となった女子カーリングチーム「道銀フォルティウス」船山弓枝・吉村紗也香両選手と堰八義博道銀会長との鼎談ではチームの立ち上げに尽力し、今なお物心両面で支える“カーリング頭取”の思いが弾ける熱いクロストークに。同期入行の笹原・堰八体制の“次”を担う現役員の素顔や評判、メインバンクとして支えている噂の企業の内情、ロシア事業・アグリビジネスの評判など、本誌ならではの深層情報も掲載。歴代頭取7人の系譜、ヴィジュアル年表、北洋・北陸両行と財務情報を徹底比較したデータ・おさらい記事も満載。本特集を読めば、道銀との取り引きが違ったものになること間違いなし!

特集・どうなる旭川医科大学 吉田晃敏学長「“悪い医者”のように言われて」独占手記入手!

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いま日本でもっとも袋叩きに遭っていると言ってもいい人物が、旭川医科大学学長の吉田晃敏氏。新型コロナウイルス感染症の患者受け入れ拒否に端を発し、パワハラ発言・飲酒、滝川市立病院とのアドバイザー契約、大学の私物化など、次から次へと問題が噴出。あまつさえ学長に反旗を翻した教授ら24人が、全教職員に対し署名活動を実施、同大学の学長選考会議に解任請求と署名簿を提出する事態に発展した。本特集では、渦中の吉田氏からの独占手記を入手。「悪い医者のように言われて」という本人の言にまず注目したい。また学長解任を目指す有志グループ「旭川医科大学の正常化を求める会」の発起人の1人であるA氏の主張も掲載した。双方の主張はまったく食い違っているが、その内容についてはぜひ本誌にて。

安田体制はどう変わる?北洋・石井純二会長に退任説

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金融業界関係者の間で、北洋銀行の石井純二会長が取締役から退く、との見方が流れている。ただし、北洋内で異変が起きたわけではない。噂が流れる理由は実にシンプルで、その1つが5月の誕生日で満70歳を迎える石井会長の年齢。石井氏が会長に就いたのは2018年4月で、歴代の北洋会長の在任期間と比較すると、決して長いわけでもない。しかも石井氏は頭取時代、公的資金完済という大きな使命を果たした人物。現頭取・安田光春氏を後継指名して現在に至っている。そのため会長職にとどまってほしい、と考えている北洋関係者も少なくない。一方で、北洋内のある事情が影響していると見る向きもあるのだ。

「北大の危機だ」名和前総長が法廷で思いの丈

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「私は、この裁判で、昨年6月30日に文部科学大臣がおこなった総長解任処分を取り消してもらうことともに、その審理を通じて、北大が密室の中でおこない、今なお明らかにしようとしない解任手続の真相を明らかにしたい」――北海道大学前総長の名和豊春氏は法廷の証言台に立った。総長解任処分の取り消しを求める裁判の第1回口答弁論が2月22日、札幌地方裁判所でおこなわれた。解任騒動が公になったのは2019年1月のこと。騒動の発端は、名和氏が大学本部の役職員らに対して威圧的な言動を繰り返したというパワハラ疑惑だ。その後、総長選考会議は名和氏が30件に及ぶ不適切な行為をおこなったと認定し「総長たるに適しない」として解任。だが当時の北大執行部は関係者にかん口令を敷き、解任に至る途中経過を学内に説明してこなかった。名和氏は法廷での意見陳述でそうした事実を「密室」と表現した。名和氏が法廷で訴えた思いの丈とは……

30区画以上が閉店ガラガラ、“ゴーストタウン化“の千歳・レラ

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「この間、レラに行ったら、休日にも関わらず買い物客が全然いなくて、びっくりした」と知人が本誌記者にポツリと漏らした。千歳アウトレットモール・レラは千歳市にある大型商業施設。2005年に道内最大規模のアウトレットモールとして誕生した。札幌や近郊の市民はもちろんのこと、新千歳空港から近いため、国内外の旅行者も多く訪れていた。知人の話を聞いた本誌記者もレラに足を運んだが、実際に目に入ってきたのは想像以上の空きテナントの多さだった。