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ダイイチ

2023年秋竣工予定のCOCONO SUSUKINO。「ダイイチすすきの店」を出店予定

次期は65周年。ススキノ出店を機に商品力とブランド力を更に強化

帯広を地盤に、旭川、札幌などに22店舗(2023年3月末現在)を展開する食品スーパーマーケットチェーン。〝フレッシュ&ハート〟をモットーに、地域ナンバーワンの店づくり、人づくり、商品づくりに取り組んでいる。

22年9月期の決算は売上高465億円6003万円(前年同期比5.8%増)、経常利益19億2023万円(前年同期比2.6%減)、当期純利益11億6338万円(前年同期比9.6%減)で、新店効果や巣ごもり需要で増収となったが、管販費等の上昇により減益に。

23年9月期は23店舗目を出店する。すすきのラフィラ跡地に建設中の商業ビル「COCONO SUSUKINO」地下2階に出店する。「23年7月には創業65周年を迎えます。この記念すべき年に、道都の中心部である札幌ススキノへの出店という新たなビジネスモデルにチャレンジします」と若園清社長。

〝普段の食生活のお役に立つ〟という基本スタイルを貫きながら、顧客のニーズに応じた商品ラインナップの拡充や更なる品質向上で、商品力に磨きをかける。立地を生かして「ダイイチブランド」や「十勝を中心とした北海道の食」の発信も強化していく。

長引く物価上昇で節約志向や買い控え傾向が強まる中、平岸店など札幌圏の店舗が堅調で、次期も第2四半期現在増収で推移している。

※単位/100万円(100万円未満は切り捨て)※売上高、営業利益、経常利益、当期純利益における%表示は、対前期増減率
若園清社長