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寺迫工業

現在、新庁舎の空調設備工事が進行中

北空知で70余年。確かな技術でライフラインを守る

秩父別町を中心に深川市や妹背牛町、北竜町、沼田町、留萌市の指定工事業者として、水道工事や機械設備工事を手掛ける「寺迫てらせこ工業」。70年以上にわたり、北空知のライフラインを守り続けてきた。

同社の自慢は高い技術力。より高難度な資格の取得を推進しており、ベテランから若手への技術指導も活発だ。寺迫公裕社長は「技術は進歩していくが、基本は変わらない。堅実に積み上げた技術力が信頼につながっている」と語る。

現在は北空知圏内で公共工事が進行中で、2023年も複数の現場を控えている。

今後は、喫緊の課題である人材不足解消に注力する。例えば、IT化による業務効率化を計画。CAD導入や管理業務のIT化を皮切りに、生産性向上を図っていく。

このほか、若手の採用を目的にSNSやHPを活用した情報発信も寺迫昇真専務を中心に強化していく。23年には新社屋建設を控え、働きやすい環境作りも推し進める。

寺迫社長は「80周年に向けて事業承継を検討中。今後も堅実に歩みを進め、北空知の皆様のライフラインを守り続けたい」と語る。

寺迫公裕社長(左)と寺迫昇真専務