ほっかいどうデータベース

コウナン

鉄塔補修作業(上)と送電線のメンテナンスの様子(下)

全国の送電インフラを支えるエキスパート

1986年創業の「コウナン」は送電線の建設や補修・メンテナンスを手掛ける。災害時などの停電にも迅速に復旧作業に対応するなど、我々の生活に欠かせない送電を影で支えている。 

高い精度が求められる送電塔の地盤調査や基礎工事・組み立て・架線工事を一貫して行い、辺境地でも100㍍程の鉄塔を1週間以内で組み上げるなど技術力は折り紙付きだ。全国各地から依頼が相次ぎ業界での知名度は高い。

こうしたプロ集団を構成しているのが平均年齢30代の若手社員だ。「全社員が未経験で入社し、今では一流の技術者に成長しています。社内外の研修など社員の教育と育成に注力し、何より安全対策を徹底しています」と南部直人社長。

また、若い世代へ向けて業界認知度の向上とイメージアップにも取り組む。有休取得の推進や給与面などの待遇改善、冬期の副業許可など、風通しの良い社内体制で働きやすい環境を実現している。

南部社長は「今後は再生可能エネルギー分野の事業を拡大し、北海道により一層貢献していきます」と力強く語る。

南部直人社長